カリーが“NBA歴代ベスト5”を更新…現役最高級のスーパースター2人がリストに
■約1年前は「僕はそのチームには入らない」と発言
11月17日(現地時間16日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが“Dude Perfect”とのインタビューに応じた映像が公開され、NBA歴代ベスト5について語った。 【動画】プレーオフで激突してきたレブロンとカリーのハイライト! NBAキャリア15シーズンで4度の優勝に2度のMVP、ファイナルMVPにも選ばれたカリーは、36歳になった今もリーグトップレベルを維持するスーパースター。オールスターとオールNBAチームにそれぞれ10度、75周年記念チームにも名を連ねた男は、アメリカ代表としてFIBAワールドカップ(世界選手権含む)で2度、今夏パリオリンピックでも金メダルを獲得した。 18日終了時点で、ウォリアーズは10勝2敗でウェスタン・カンファレンス1位に立っていて、キャリア16年目のカリーはここまで9試合の出場で平均22.7得点5.1リバウンド6.4アシスト2.0スティールに3ポイントシュート成功率43.2パーセント(平均3.9本成功)を残している。 昨年7月。カリーは『BuzzFeed Celeb』に出演した際、ベスト5としてアービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、ラリー・バード(元ボストン・セルティックス)、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)、シャキール・オニール(元レイカーズほか)と明かし、バードをコービー・ブライアント(元レイカーズ)に変更。「僕はそのチームには入らない」と話していた。 ところが、約1年が経過した今年のカリーはそのロスターを更新。カリーは「センターはシャック、パワーフォワードにティム・ダンカン、3番(スモールフォワード)にはブロン、2番(シューティングガード)がMJ(ジョーダン)で、1番(ポイントカード)が僕だね」と発言。 シャック、ダンカン、ジョーダンはそのままに、“ブロン”ことレブロン・ジェームズ(レイカーズ)とカリー自身を加えた。レブロンとはこれまでプレーオフやNBAファイナル、レギュラーシーズンでも激しいマッチアップを展開してきたほか、今夏のパリ五輪ではアメリカ代表のチームメートとなってプレーし、見事金メダルを手にしていた。 NBA歴代最長タイの22シーズン目をプレーするレブロンは、現役最年長の39歳で、年末には40歳を迎える大ベテランながら、今シーズンも13試合の出場で平均23.3得点8.6リバウンド9.2アシストにフィールドゴール成功率51.4パーセント、3ポイント成功率ではキャリアハイの43.1パーセントを誇り、4試合連続のトリプルダブルも残した。 レブロンはレギュラーシーズン(4万777得点)とプレーオフ(8162得点)の通算得点でNBA歴代トップに君臨するほか、通算1万1129アシストでも同4位に入る究極のオールラウンダー。 一方のカリーは通算3ポイント成功数でレギュラーシーズン(3782本)とプレーオフ(618本)でNBA歴代1位に立つ史上最高のシューター。 NBAの歴代ベスト5は選手やファン、メディアで投票して決めるものではないのだから、これだけの実績を残してきたカリーとレブロンが名を連ねたとしても、決しておかしくはないだろう。
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