三笘薫、チーム力に自信 オランダなどからの帰化選手で強化中…インドネシアに負けん 森保J15日キックオフ
【ジャカルタ13日=山下幸志朗】サッカー日本代表は、15日の2026年W杯アジア最終予選第5戦・インドネシア戦に向け、当地で練習を行った。日本は3勝1分けの勝ち点10でC組1位、インドネシアは3分け1敗の同3で5位。相手は旧宗主国のオランダなどからの帰化選手を増やして強化を図っているが、MF三笘薫(27)=ブライトン=は、日本のチーム力に自信を示した。 完成度なら絶対的な自信がある。冒頭15分のみ公開された練習。珍しくこの日は1度も雨が降らなかったが、変わらずジメジメとした会場で、MF三笘はボール回しなどで調整を進めた。 「相手はチームを短期間で作り上げないといけない。僕たちの方がうまく長い間、作っているのでポジティブだと思う」 相手のインドネシアは最終予選でも次々に新しい選手がチームに合流。今や先発の大半が帰化選手になっている。「帰化選手に能力の高い選手は多いので、ケアしないといけない」と、対峙する可能性があるDFウォルシュ(メヘレン)とベルギー1部で対戦経験がある三笘は警戒した。 それでも「(帰化は)メリットもあればデメリットもある」。毎月のように顔ぶれが変われば、チームを成熟させる難しさは増す。相手は5バックで守りを固めてくることが予想されるが、「いろんな選手の立ち位置を調整すれば、ボールを持てる時間は増える」と三笘。積み上げてきた連係で、優位に立つ。