女子は陳幸同、男子は梁靖崑がV 日本選手は平野と木原が3位入賞＜卓球・WTTコンテンダー太原2024＞
＜卓球・WTTコンテンダー太原2024 日程：2024年5月21～26日 場所：太原（中国）＞ 【画像】3位入賞で大会を終えた平野美宇 26日、WTTコンテンダー太原2024は最終日を迎え、全日程が終了した。
女子は激戦を陳幸同が制す
女子シングルス決勝では、陳幸同（チェンシントン・中国）と王藝迪（ワンイーディ・中国）が対戦。いきないデュースとなった第1ゲームは王が先取し、流れのまま第2ゲームも王が連取する。 第3ゲームは1点ずつ取り合う展開になるも、2点差をつけられた陳が一気に猛追を見せゲームを奪取。第4ゲームは流れに乗る陳が常にリードを保ち、ゲームを連取。ゲームカウントを2-2とする。 第5ゲームは王が少しリードする展開となるも、最後に陳に追いつかれデュースへ。意地を見せた王がなんとか取り切り、王が勝利まであと1ゲームとする。第6ゲームも点を取り合う展開からデュースへ。最後には陳が抜け出し、12-10で奪取。フルゲームへ突入する。 最終第7ゲームもお互い競り合う展開に。リードが生まれることなく9-9となるも、最後は陳が連続得点。フルゲームの激闘の末、陳が勝利。陳が見事優勝を飾った。
男子は梁靖崑が優勝
男子シングルス決勝では、梁靖崑（リャンジンクン・中国）とアレクシス・ルブラン（フランス）が対戦。第1ゲームは終始競り合いとなりデュースへ。気迫を出すルブランが取り切り、第1ゲームを先取する。 しかし、第2ゲームは完全に梁のペースに。いきなり梁が5点のリードを奪い、そのままリードを保ってゲームを奪取する。第3、第4ゲームも点数としては競り合うも、流れは梁に傾く展開に。梁がゲームを連取し、第5ゲームへ。 第5ゲームは追いかけるルブランをものともせず、梁が勢いに乗り、梁が一度もリードを渡さず、11-5で奪取。ゲームカウント4-1で梁が勝利。見事地元中国での優勝を飾った。 また、女子ダブルスでは陳熠（チェンイー）/蒯曼（クアイマン・中国）ペアが、準決勝で王曼昱（ワンマンユ）/陳夢（チェンムン・中国）ペア、決勝で陳幸同（チェンシントン）/王藝迪（ワンイーディ・中国）ペアを倒し、優勝に輝いている。
