「ファンの一部は見切りをつけている」鎌田大地が6戦未勝利の“戦犯”!? サポーターから非難殺到と古巣メディア「不振を彼のせいに」
移籍1年目、はやくも逆風を浴びている。 クリスタル・パレスの鎌田大地は今季、6節が終了したプレミアリーグにおいて、途中出場を含め全試合でピッチに立っている。スタメンでも4試合に名を連ねレギュラーとしての起用が続いているものの、ゴール、アシストはまだ記録されていない。さらに、チームも現在、3分け3敗と未勝利、20チーム中18位に沈んでいる。 【動画】密集を切り裂く一発!ラツィオ所属時に鎌田大地がインテル相手に沈めた鮮烈左足ミドルの映像を見る そして当然のように、今季加入の鎌田には「助っ人」としての期待も大きかっただけに、クラブや日本人MFに対する、サポーターからの叱咤の声が少なくないようだ。鎌田の古巣・ラツィオの情報を発信する『TheLAZIALI.com』が現地時間9月30日のトピックで、クリスタル・パレスファンの反応を伝えている。 その中では、「ダイチ・カマダは夏にラツィオから移籍したが、クリスタル・パレスでの新しい挑戦のスタートは厳しいものだった。クラブのファンの一部はすでに彼に見切りをつけている」と綴られており、さらに、「古巣フランクフルトでの恩師オリヴァー・グラスナーとクリスタル・パレスで再会したが、2人はまだ以前のような輝きを取り戻せていない」と指摘。続けて「それどころか、元ラツィオの選手は結果を出すことができず、プレミアリーグで6試合に出場してもゴールやアシストを記録できていない。彼の唯一の得点は、カラバオカップでのノリッジ相手に4-0で勝利した試合だった」と振り返っている。 また他にも、「クリスタル・パレスのファンはすでにこの日本代表選手にうんざりしている。イーグルスのサポーターの中には彼を『ひどい』選手と評する者もいるが、今シーズンここまでのチームの不振の原因を彼のせいにしている者もいる」など、サポーターの声を紹介。加えて、「クラブは現在、6試合でわずか3ポイントしか獲得しておらず、順位表の18位に位置している」として、チーム状況にも言及している。 前節のエヴァートン戦では、クリスタル・パレスが試合序盤で先制しながらも後半早々、自陣での鎌田のパスがカットされ、そこから同点ゴールを奪われた。その後、逆転を許し1-2で敗れている。開幕からチームともども、思うようなパフォーマンスを残せていない鎌田。何とか勝利に貢献するプレーで現在の苦境から抜け出したいところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]