デザインの美しさとフィットネス機能の最適なブレンド。Google Pixel Watch 3レビュー
晴れた日の屋外でも見やすいディスプレイ
AMOLEDディスプレイは最大輝度が2,000ニトとなっており、期待どおりの見やすさでした。日中の屋外でもGoogleマップを問題なく視認できましたし、応答速度も申し分ないです。 操作は直感的で、基本的にはFitbit製のスマートウォッチと同じです。下にスワイプすると設定メニューや各種モードが表示され、上にスワイプすると通知、左右にスワイプするとタイルが表示されます。
急速充電が可能
バッテリーの持ちはあまり良くありません。41mmモデルの場合、バッテリーサイズは 307mAh。バッテリーセーバーモードがオフの状態では1日、オンの状態でもせいぜい1日半ぐらいが連続使用可能なタイムスパンだったので、こまめに充電を心がける必要がありました。 ただし、充電速度が速いのは大きな救いでした。公式サイトには約24分の充電で50%、約35分で80%、約60分で100%と書いてありますが、実際の使用感とほぼ一致していました。 お風呂に入っている間に充電しておけば、少なくとも一晩を越せるぐらいまでにはバッテリーが回復します。充電することを忘れさえしなければ問題なしです。ただ、こういうのってつい忘れてしまいがち…。充電タイムを決めておいて、習慣化するのがベストです。
スマホとの連携も
Pixel Watch 3をスマートフォンと連携して使うには、GoogleアカウントとGoogle Pixel Watchアプリが必要です。アプリを通じてスマートフォンとスマートウォッチを連携すれば、ウォッチフェイスのデザインを選んだり、タイルの配置を変えたり、通知などのスマートウォッチ機能を設定・カスタマイズできます。 なお互換性についてですが、基本的にはAndroid OSのバージョン10.0 以降を搭載したほぼすべてのスマートフォンに対応しているとのこと。つまり、iOSを搭載しているiPhoneとの互換性はないです。 Androidフォンならほぼすべての機種と連携可能とはいえど、やはり最も相性がいいのはGoogle Pixelシリーズのスマートフォン。Pixelスマホとペアリングすれば、今回Pixel Watch 3 に新たに搭載されたPixelレコーダーアプリも使えます。 Pixel Watch 3に内蔵されたマイクで音声メモを録音しておけば、同期後にPixelスマホ内のレコーダーアプリを使って文字を書き起こしたり、書き起こした文字を検索することもできます。 また、UWB(Ultra-Wide Band:超広帯域)チップを使った無線通信により、Pixel Watch 3を装着したままスワイプするだけでPixelスマホのロックを解除できるようになりました。