農水省、食品産業の被害を初公表 輪島市・珠洲市でしょうゆ、みそや菓子の工場全壊など<能登半島地震>
日テレNEWS NNN
能登半島地震で、しょうゆ工場など食品産業が受けた被害が公表されました。 農林水産省は16日の災害対策本部で、能登半島地震で被害を受けた食品産業について初めて公表しました。 石川県の輪島市と珠洲市について、しょうゆ工場1か所、みそ工場3か所、菓子工場5か所の建物の全壊が報告されています。このほか各地で設備や機械の損傷がある他、電話の不通や停電で連絡が取れないところもあるということです。 富山県や新潟県でもしょうゆ工場で地盤の損壊があり、また、設備の損壊で樽からしょうゆが流出している事例もあったということです。 被害は現在も調査中で、これから増える可能性があるとしています。 坂本農水大臣は食品産業について、地域への食品供給の役割とともに、地域産業の役割もあるとし、食品産業の再生に尽力していきたいとしています。