60代、お金の不安を解消するための「貯め習慣」5つ。小さな無駄や得も見逃さない
2:家を常に整え、ものの量を把握する
家の中は、ものの置き場所が決まっていますか? 買ってきたものは、あるべき場所に収納したり、置いたりしていますか? 思いつきで収納したり、一時置きしたりすると、どこにしまったのか忘れてしまって、また同じものを購入してしまう…。私が、実家を片づけたとき、あちこちから同じものが出てきて、それが、本当に売るほどの量だったのです。 お金が貯まらないという人は、家が整理されていない、ものの量を把握しきれていないという、暮らしの管理ができていない人が少なくありません。どこになにがあるか分からない人というのは、「もう、ないかもしれないから買っておこう」という心配からものを買ってしまうものです。 たとえば、カレーライスにジャガイモはつきものですが、冷蔵庫になければカリフラワーを代用したり、冷凍のフライドポテトを仕上げに加えてみるとか、とにかくあるもので代用すればいい。甘いカレーが好きな人はサツマイモをゆでたり蒸したものをトッピングするのもいい。このようなアイデアは、家の冷蔵庫になにがあるか知っていなければ、浮かんでこないものです。 余計に買い物をしないためにも、ものの把握はとても大切です。
3:長く使えるものをもつようにする
実用的な洋服や雑貨、化粧品など、プチプラ商品を狙って買うことがあります。「安物買いの銭失い」ということわざの通り、安い商品を買った結果、品質が悪くてすぐに壊れたり、満足できなかったりして、修理の頻度が高く、買い替えしたりして長期的には損をすることがあります。 反対に、やや値は張るものの、品質のいいものは通常長持ちします。そして、使い心地がよく満足感が高く、それを使う楽しみや生活の質が向上します。なので、私は一時的なものは安物にして、それ以外は品質のいいもの、長く使えるものをもつようにしています。年齢を重ねた今は、洋服などもプチプラを何枚も買うのなら、着まわしの効く高品質の1枚を何年も着るようにしています。