ヴィニシウスにスペイン紙が警告「そろそろ本当に火傷するぞ」
度々大きな発言が飛び出すレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対し、スペイン『Relevo』が「そろそろ本当に火傷するぞ」と警告する。 欧州王者レアル・マドリーのエース格にして、ブラジル代表でも2026年W杯を念頭に、中核的存在を目指す24歳ヴィニシウス。ネイマールに取って代わるべきプレーヤーである。 しかし、W杯南米予選のセレソンは低調もいいところ。出場枠増加により、現状の5位でも予選突破は可能だが、3勝1分け4敗と黒星が先行するセレソンなど、にわかに信じがたい。 直近のパラグアイ戦で0-1と敗れたあと、フル出場のヴィニシウスは、巻き返しへの抱負とともに「ここ(南米)のサッカーはボールが届けられるテンポが欧州より遅い」と言い訳も。 これに対して、ブラジル『UOL』はヴィニシウスを「(パラグアイ戦で)デュエル7回中2回しか勝てなかった、17回もボールロストしたヌルいフットボーラーが何を言う」と糾弾する。 また、スペイン国内における自身への人種差別問題を発端とし、たびたび対抗的発言がクローズアップされるヴィニシウス。 つい最近も「スペインは30年W杯の共同開催権剥奪も検討されるべき」と、生活する国への配慮が一切ない発言が飛び出し、ブラジル生まれの元スペイン代表選手ドナト氏から叱責が。 「間違ってもスペインは差別の国ではない。ヴィニシウスは嘆かわしい人間がいることを、国の全てとして捉えている。彼の人生に何が起きたかはもはや関係ない。謝罪が必要だ」 スペイン『Relevo』は、ただでさえ今季マドリーでプレーレベルが上がっていないなかでの、立て続けの発言に対し、ヴィニシウスを批判はせずとも、皮肉を交えて警告する。 「アウェイゲームで敵対的な雰囲気を感じるのが好きなのか? マドリーの職員に消防士の格好をさせるのか? そろそろ本当に火傷するぞ」
超WORLDサッカー!