モトグッツィV7に特別仕様車「V7 STONE TEN」登場!セブンだけどテン、でも排気量は850ccだ!
モトグッツィ公式コミュニティ設立10周年を記念して「テン」
長年、OHVの空冷縦置きV型2気筒エンジンにシャフトドライブという独特のレイアウトのバイクを作り続けてきた、イタリアのバイクメーカー・モトグッツィ(最近はDOHCの水冷エンジンもある)。 現在、同社の主力モデルとなっている「V7ストーン」に、モトグッツィ公式コミュニティ「Moto Guzzi The Clan」設立10周年を記念した特別仕様車「V7 STONE TEN(テン)」を発売する。 【画像10点】モトグッツィ「V7ストーン・テン」を写真で解説! 艶やかな専用外装&アロー製マフラーで性能もアップ! 価格は151万8000円で、2024年7月1日から受注開始となっており、2024年9月から出荷される。
専用外装だけでなく、アロー製マフラーを装備し性能もアップ
恐らく「Moto Guzzi The Clan」というものを知っている人は少ないかと思うので、それは一旦置いておき、まずは車両の内容を見ていこう。 外観で真っ先に目が行くのはタンクだろうか。白×黒を基調に縁には赤いストライプがあしらわれるほか、上面の右側にはチェッカー模様でスポーティなムードに。またアルミ製のビレット燃料タンクキャップも装備される。 そして、シートのステッチ、リヤショックのスプリング、タンクのイーグルエンブレムにも赤を配色し、実に艶やかな仕上げだ。 バーエンドミラーが装備されたハンドルは、クランプには専用プレートが装着される。 通常モデルでは黒となってるエンジンヘッドカバーがグラファイトカラーに変更されているのもワンポイント。 また、モトグッツィのロゴ入りのアロー製マフラーが標準装備されており、スポーティなルックスを手に入れるだけでなく、最高出力が65.3ps→66.6psに、最大トルクが7.4kgm→7.6kgmへとアップしている。 ちなみにこのV7用アロー製マフラーは純正アクセサリーとしても用意されるが、価格は22万円。それが最初から装備されていてスタンダードとの価格差は14万円……粋な装いだけでなく、お得感までもあるのだ。 さて、その「Moto Guzzi The Clan」だが、これはモトグッツィ公式のファンコミュニティで、イベントへの参加などで、モトグッツィ精神にあふれたつながりが生まれ、現在では世界で5万人のメンバーがいるという。 「Moto Guzzi The Clan」という存在を知らなくてもこの「V7 STONE TEN」は買いの内容と言えるが、これを機にメンバーとなってみるのもいいかもしれない。