紅白や金箔まぶした縁起物、かまぼこ製造本格化 新年の食卓の一品に、福井県福井市
おせち料理を彩るかまぼこの製造が福井県内で本格化している。福井市高柳1丁目の「安田蒲鉾(かまぼこ)」では縁起の良い紅白や金箔(きんぱく)をまぶしたかまぼこが次々と蒸し上がり、迎春ムードを漂わせている。 同社では12月中旬から正月向けの製造を開始。白身魚のスケトウダラやミナミダラなど最上級のすり身を混ぜ合わせぷりっとした弾力のある食感に仕上げている。社員とアルバイト計53人が交代で作業し、機械への原料投入から梱包(こんぽう)までを行い、30日までに約23万5千本を作る。 同社は「家族みんなで囲む新年の華やかな食卓の一品にかまぼこを置いてくれたら」としている。