田畑裕明衆議院議員の不適切な党員登録問題です。 自民党富山市連は常任総務会を開き、今後の対応を協議しました。 会合では来年4月の市議選への影響を懸念する声が相次ぎました。 自民党富山市連は県議や富山市議20人が出席して常任総務会を開き、田畑議員の不適切な党員登録問題の経緯を報告しました。 出席者からは「党活動について有権者に疑念を持たれている」として来年4月の富山市議選への影響を懸念する声が相次ぎ、「本人に説明を求め、納得できない場合は選挙区支部長として認めるべきではない」と発言した市議もいたということです。 ＊自民党富山市連　中川忠昭支部長 「これまでいろんな事案が出る度に足かせになって、自分たちの党活動を通じて富山市議選に影響を及ぼすのではないかという不安がみんなあるということ」 次期衆院選の公認候補となる選挙区支部長を巡っては、党本部が先の衆院選で公認し、当選した田畑議員の選任を見送る異例の事態となっています。 ＊自民党富山市連　中川忠昭支部長 「有権者の信任を得られた議席なので大変重いものだと思っている。現在『保留』という形になっているのは非常に残念。(党本部は)いまの状態ではなかなか判断ができないのではないかと理解している」 自民党県連は、この問題で党本部に処分を上申するか検討する考えで今後、田畑議員本人から説明を受けることにしています。