フォーミュラE世界選手権 東京E-PrixでマセラティMSGレーシングのマキシミリアン・ギュンターが劇的勝利!
今シーズン48ポイントを獲得したマキシミリアン・ギュンターは、ドライバーズチャンピオンシップで5位に、マセラティ MSG レーシングはチームランキングでエンビジョン・レーシングを追い越して7位へとポジションアップを果たしている。 フォーミュラE世界選手権シーズン10、第6戦、第7戦は、2024年4月13~14日にマセラティのホームであるイタリアのミサノで開催される。
マセラティ MSG レーシング ドライバー:マキシミリアン・ギュンター
信じられないような週末でした。僕たちはすべてのセッションでトップ3に入り、ポールポジションはもうすぐ目の前でした。マシンのフィーリングも良く、チームとしてもここ数週間で良いステップを踏んできました。サンパウロ以来、僕たちには本当に、どんどんペースが上がってきている事を実感しており、今日はそれを勝利につなげることができました。レースでは多くのエネルギーマネジメントが必要でしたが、その戦略を完璧に実行し、やるべきことはすべてやり遂げました。フォーミュラE初の東京でのレースで優勝できたことは素晴らしいことだし本当に誇りに思います。この瞬間を思い切り満喫したいです。
マセラティ MSG レーシング ドライバー:ジェハン・ダルヴァラ
まずはマックスにおめでとうと言いたいと思います。チームにとっても大きな勝利であり、彼は本当に素晴らしい仕事を成し遂げました。僕のほうはスタートがうまくいき、最初の数周は順調でしたが、残念ながらサイドからの衝突をうけてフロントウイングにダメージを負ってしまいました。レースにおいて自分のパフォーマンスを最大限に発揮するために学ぶべきことはまだまだたくさんあります。今後、数週間でハードワークを続け、ミサノではポイント獲得を目指します。
マセラティ MSG レーシング チーフエンジニア シリル・ブレ
例えようもないほど素晴らしい内容のレースでした。この結果は、チームとしての何カ月にもわたるハードワークの成果です。今日は非常に綿密に計画された戦略を実行し、アグレッシブに攻めようと決めていました。表彰台に甘んじるのではなく、優勝を目指してプッシュすることを選択したのです。ジェハンは不運にもレース序盤で勝機を失ってしまいましたが、彼はいま学習曲線上にいて順調に進歩を続けています。 異なる4つのサーキットで5つのレースを戦い、今シーズンはここまで大きな期待と可能性を見せてきました。われわれのパッケージなら、ほぼ毎レースで競争力を発揮できるとわかっていますし、それがチーム全員の大きなモチベーションになっています。今年はさらに素晴らしい結果を達成できると確信しています。