優木まおみ「虫を臆せずモリモリ食べる姿が話題に」民放アナ、モーニング娘。のオーディション全落ちも「グラビア」で一気に輝くまで
民放アナウンサー試験は全て落ちたと語る優木まおみさん。歌手やCMなど着実に活動を続けながら番組でロケで虫をモリモリ食べることに臆さなかったと言います(全5回中の1回)。 【画像】「ショートヘアが新鮮!」大学時代の貴重な写真から娘さんと公園を歩く母の顔まで優木まおみさんの写真集(全12枚)
■民放のアナウンサー試験はすべて落ちて ── 国立大卒で小学校の教員免許を持つインテリタレントとして知られる優木さんですが、もともとは、テレビ局のアナウンサーを目指していたそうですね。 優木さん:中学生のときに、アメリカのクリントン大統領にインタビューする女性キャスターの姿をテレビで見て、「私もこんなカッコいい人になりたい!」と憧れ、アナウンサーを目指すようになりました。有名になってテレビに出てみたいというちょっとしたミーハー心もありましたね。
地元の佐賀県から東京の大学を目指すことにしたのですが、中華料理店を営む両親からは、「お金がないから国公立しか行かせられないよ」と言われ、東京学芸大学の教育学部に進みました。小学校の教員免許は持っていますが、学校の先生を目指していたわけではなかったんです。 ── 高校では予備校に通わず、現役で合格されています。優秀だったのですね。 優木さん:私が通っていた県立致遠館高校は、勉強にかなり特化した厳しい進学校だったんです。偏差値のレベルでクラスが分かれ、授業のカリキュラムもびっしり組まれて9限目くらいまでありました。補習授業も多く、望めば受けられるし、課題も毎回どっさり出ていました。県立高校とは思えないほど手厚い指導で、勉強するには最適な環境だったので、周りでも予備校に行く人はあまりいませんでした。
── 大学の就職活動でアナウンサー採用試験を受けたときは、何社くらいトライされたのですか? 優木さん: 民放は全局受けました。唯一フジテレビだけ、最終面接の8名にまで残ることができたのですが、結局落ちてしまい、全滅でしたね。 アナウンサーを目指す人たちは、試験対策のワークショップで一緒になったり、採用試験でも民放各局を受けるケースが多いので、だいたいみんな顔見知りになるんです。私のときも、連絡網を作って情報交換していました。当時、一緒に採用試験を受けてアナウンサーになったのは、フジテレビだと、長野翼ちゃんや石本沙織ちゃん、戸部洋子ちゃん。TBSだと、小林麻耶ちゃんと高畑百合子ちゃん。テレ朝は前田有紀ちゃんなどがいました。たまに現場で会うと、「懐かしいね!」と、おしゃべりしたり。皆さん、すでに第2、第3の人生を歩んでいる人も多く、「頑張っているんだな」と刺激を受けます。