純喫茶やファミコン体験、昭和レトロにどっぷり 高度成長期のお茶の間再現 大丸神戸店に
近年、Z世代と呼ばれる若者らを中心に「レトロブーム」が続く中、昭和の世界をどっぷりと楽しんでもらおうと、大丸神戸店(神戸市中央区)は5~21日、「昭和レトロ展」を9階イベントホールで開く。 【写真】「喫茶ポエム」が提供する鉄板ナポリタン 純喫茶のクリームソーダやレンズ付きフィルム、レコードに代表される「レトロブーム」。当時人気を博した食品や生活雑貨などの「復刻」も相次いでいる。 今回の企画では、高度経済成長期の商店やお茶の間を再現した「昭和なつかし商店街」、映画ポスター、俳優の等身大パネルなどを展示。輪投げや射的を楽しめる縁日も登場する。家庭用テレビゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」も無料体験できる。 元町商店街で1969年から営業する「喫茶ポエム」が期間限定で出店し、鉄板ナポリタン(950円)やクリームソーダ(750円)を提供する。岐阜・飛騨高山の専門店による雑貨販売コーナーもある。 一般・大学生600円、中高生400円、小学生以下(保護者の同伴が必要)は無料。会場内の催しは一部有料。 会場前では開催期間中、昭和の大丸神戸店の写真展を催すほか、6、7日には神戸大ちんどんサークルが登場する。(広岡磨璃)