「本当に重くて首がもげそう」水泳・辻内彩野が銅メダル 母と妹見つけ涙腺崩壊
◇パリパラリンピック2024 水泳 女子100m自由形 視覚障害S12(5日、ラデファンス・アリーナ) 【画像】TV中継への思いを語った車いすテニスの小田凱人選手 パリパラリンピックの水泳女子100m自由形で辻内彩野選手が銅メダルを獲得しました。 表彰式では笑顔を見せていた辻内選手でしたが、その後応援に駆けつけていた母親と妹を見つけるとすぐに走っていき抱きつき、涙を流しました。「母と妹が一番前に来てくれたときは涙腺崩壊しちゃった。それまでは夢ごこちというかあの場所に立てたのがうれしくて。日本人の私に対し大歓声を浴びせてくれてぐっとくるものがありました」とメダルを受け取ったときの素直な気持ちを語ります。 初めて受け取るメダルは「重いっていう噂はきいてたんですけど本当に重くて首がもげそう。それほどすごいメダルがもらえたっていうのはうれしいです」と満面の笑みで答えました。 メダルをかけてあげたい相手として「一番最初にかけたいのは妹。一緒に練習してきた経験もあるので、私がへっぽこ練習してたのも知っているし、心で思っていることをぶつけたし、それでも毎回応援に来てくれていたので感謝の気持ちを込めてかけてあげたいです」と話しました。