米紙広告「核兵器を過去の物に」 非営利団体、俳優ら賛同
【ロサンゼルス共同】核兵器のリスク削減に取り組む米非営利団体「核脅威イニシアチブ」は、7日付のロサンゼルス・タイムズ紙に「核兵器を過去の物にしよう」と廃絶を訴える意見広告を掲載した。著名俳優らも賛同者として名を連ねた。ロサンゼルスの街中には「核はなくせる」などと書かれたポスターを掲示した。 10日発表のアカデミー賞では、米国の原爆開発を率いた科学者の伝記映画「オッペンハイマー」が最多13部門に候補入りし、注目されている。団体は、賞の発表・授賞式が開かれるロサンゼルスからメッセージを発信することで、核の脅威に関する幅広い議論を促したい考えだ。