昨年のヴィクトリアマイルは5着だったサウンドビバーチェ(昨年5月撮影、ユーザー提供：モリリンさん)

　天気は下り坂だが、3場ともに夕方までは天気が保ちそう。土曜に続き、いずれも芝ダートともに良と考えていい。まずは東京から。芝は引き続き高速決着。基本的には前で運んだ人気馬同士の決着だが、決め手のある馬なら中団以降からでも間に合う。ジリ脚の馬は割り引きたい。ダートは地力勝負だが、穴を狙うなら前残り。土曜はディープインパクト系の活躍が目立った。 【写真】サウンドビバーチェこれまでの軌跡 　続いて京都。芝はBコース替わりで、依然として時計が速い。差せないわけではないが、内を回した馬が有利。道中で外々を回すと届かない。ダートはS～Mペースなら前に行った馬が残りやすい。 　最後に新潟。土曜メインで最内を突いた馬が2着に健闘したが、これはレアケース。明らかに外がいい。ただ、直線ではほぼ全馬が外に進路を取るので難解。あえて言えば、ある程度の位置から長く脚を使える馬が良さそうだが…。ステイゴールド系は要チェック。ダートは新潟にしては差しも届いている。先週と同様、ダンジグ系に注意したい。 【注目馬】 東京11R・サウンドビバーチェ…追い切りの動きを見る限り、いい頃の出来に戻っている。コンクシェルの2番手で理想的な競馬ができそうなので、昨年5着の地力を見直したい。 京都11R・ロードアウォード…1400mにしてはペースが落ち着きそうなメンバー構成。人気のサンライズフレイムに対して2.5kg差、さらに前で運べる利があるので、好位からの押し切りを期待したい。 新潟11R・マリネロ…土曜の新潟芝で活躍が目立ったゴールドシップ産駒。昇級戦にはなるが、得意の左回りに替わるのはプラスなので、3連勝となっても驚けない。