ヤンキースファンの「蛮行」、ドジャース・ベッツは問題視せず 「気にしていない 敗戦とそれは無関係」
◇29日(日本時間30日) 大リーグワールドシリーズ第4戦 ヤンキース11―4ドジャース(ニューヨーク) ◆大谷翔平の妻・真美子さん、“定位置”に「今日もいる」奥さま会【写真】 ワールドシリーズで、ヤンキースファンによる前代未聞の「愚行」が起きた。1回裏、ヤンキース先頭のトーレスがフェンス際へ右邪飛を打ち上げた。これをドジャースのムーキー・ベッツ外野手が捕球した際に、スタンドのヤンキースファンの一人がベッツのグラブをつかんでボールを取り出そうとする暴挙に。さらにもう一人のファンは右手をつかんだ。ボールはこぼれ落ちたが、判定はファンの妨害でアウト。ベッツは激高し、2人のファンは退場となった。 ただ、試合後、ベッツは問題視しなかった。ファンの問題行動にも、「それは気にしていない。我々は負けた。それだけで、そのことは無関係。自分はけがをしていないし、大丈夫。試合に負けた。焦点はそこで、切り替えて戦うだけだ」と冷静に話した。
中日スポーツ