【速報】ジャパンディスプレイ、25年3月期は11期連続の最終赤字へ
ジャパンディスプレイは2025年3月期の業績予想を発表し、最終損益は266億円の赤字としました。2024年3月期の最終損益は443億円の赤字でした。今期も最終赤字となれば、11期連続の最終赤字の見込みです。欧米でスマートフォン向けの液晶ディスプレーから撤退を進める影響などで赤字額は縮小しますが、販売数量の減少やエネルギー価格の上昇や資材高の影響が響きます。 2025年3月期の売上高は前年比7.3%減の2218億円、営業損益は182億円の赤字と予想しました。今期も無配の見込みです。 あわせて発表した2024年3月期の決算は、売上高が前の年に比べて11.7%減の2391億円、営業損益は341億円の赤字でした。2024年3月末時点の自己資本比率は38.1%と、1年前に比べて17.7ポイント低下しました。