【新潟・長岡の味再現レシピ】 ゆずが香る「ブリのなめろう丼」 生の春菊で作る即席ナムルを添えて
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.152 ブリのなめろうと春菊ナムルのっけ丼
新潟県の長岡駅近くの居酒屋「魚仙」さんで頂いたブリのなめろう。これがとってもおいしくて、冬になると自分で作るようになりました。ニンニクとゆずがこのなめろうのマストアイテム。この香り強めの食材の組み合わせがとてもいいんです。 私はどんぶりで黄身だけをのっけることはあまりしないのですが、このなめろうはぜひのっけてください。黄身のコクが加わってさらにパワーアップします。春菊は生のまま、ごま油と塩であえてナムルにして。付け合わせに最高ですよ。 ■材料(1~2人分) ・ブリ(刺身用):100g ・にんにくみじん:1片 ・長ねぎみじん:20g ・みそ:大さじ1/2 ・砂糖:少々 ・ゆずの皮のすりおろし:適量 ・黄身:1個 ・春菊の葉:1本 ・ごま油、塩:少々 ・ごはん:適量 ■作り方 (1) ブリは包丁で細かく切り分けたのち、みそ、砂糖を混ぜ、叩く。粘りがでてきたら、ニンニク、長ねぎ、ゆずの皮を混ぜる。 (2) 春菊の葉にごま油、塩を加えて混ぜる。 (3) ごはんに(1)と(2)、黄身をのせ、混ぜながら食べる。 昨日、白央さん、セリ使ってましたね。春菊とかセリって大人になって好きになった野菜ですね。鍋以外にも色々楽しめるので、私もつい買っちゃいます。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ