今のうちに行っておくべし! フレンチとネパール料理が融合したスペシャルなカレー店が牛込神楽坂に誕生
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう企画。今回は、牛込神楽坂にオープンした、フレンチとネパール料理のハイブリッド的カレーが味わえる「LION ET LAPIN (リオネラパン)」を紹介します。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス】「LION ET LAPIN(リオネラパン)」
牛込神楽坂駅近くの住宅地エリアに面白いお店が誕生しました。その名は「LION ET LAPIN」。
フランス語で「ライオンと兎」という意味ですが、こちらのオーナーとシェフが幼なじみで、お二人とも獅子座の卯年生まれなことからつけられた店名です。このお店の何が面白いのかというと、フレンチとネパールのハイブリッド的なカレーが味わえるということ。
ランチタイムは今のところ「カレーチキン」1,500円一本勝負。箱根のオーベルジュで修業した日本人シェフと、ネパール人コックが手を組んでできた傑作カレーです。
カレーはネパールのスパイス使いに、メインの具材としてチキンの香草焼きが加わり、隠し味にバターも使ってフレンチ感もあるのです。クローブなどが香るグレイビーは程よく刺激的で同時に奥深く、他にありそうで無い個性的なテイスト。一口食べるとスプーンが止まらなくなるようなクセになるおいしさです。
ご飯とパンがつくのですが、ご飯はだし生姜ご飯で風味が良く、パンも自家製の全粒粉パンでこちらもやはり風味が良く、どちらもカレーと合わさると相乗効果が生まれて香り高い一皿となります。
ランチの「サラダ」500円も手が込んだ逸品。フレッシュな季節野菜にエスプーマととうもろこしのソースを忍ばせ、食べていくうちに混ざっていくのが楽しいです。添え物のサラダというわけではなく、これだけで一つの料理としての満足感を得られます。
ディナータイムはコース(予約制)もアラカルトも楽しめます。
「モモ」900円は、カレー好きにはおなじみのネパールの小籠包的な料理なのですが、中のあんには鴨肉を、生地にはシコクビエを使用し、ゴルベラコアチャール(ネパールのトマトソース)にもパプリカやアーモンドを使い、スペインのロメスコソース的なニュアンスも感じさせる個性があります。