小さいのにド迫力 全長4.0m「近未来的オフロード車」 ジャガー出身デザイナー最新作が公開
どのように軽量化したのか?
以下、デザイナーでありカラム社の創設者であるイアン・カラム氏へのインタビュー。 ――スポーツカーの開発は検討しましたか? 「検討はしたのですが、少しありきたりだと判断しました。あらゆるクルマを取り扱える当社の多才な能力を示せるものに落ち着きました」 ――スカイは何台作るのですか? 「もちろん需要次第ですが、数百台規模ではなく数十台規模になるでしょう」 ――今後も自社製品を作っていくのですか? 「そのつもりです。他社ブランドの代理店を目指しているわけではありません。特別なディテールデザインを施した、シンプルで美しいクルマを仕上げることができるのです」 ――次回はもっと台数を増やしますか? 「その前にやることがたくさんありますが、もしうまくいけば、1000台単位で生産することも考えられます。わたしと同僚のデビッド(・フェアベアン氏)とアダム(・ドンフランチェスコ氏)は、こうしたクルマ作りを何年間も一緒にやってきた。できないことではありません」 ――EVは重いのが一般的です。どのように重量を抑えているのですか? 「提示したのは目標値ですが、設計をシンプルにし、すべての部品の重量を綿密にコントロールすることで、目標に近づけられると確信しています。スカイはシンプルで美しいマシンになるでしょう。モットーは “最小の質量、最大の能力” です」
ジョナサン・ブライス(執筆) スティーブ・クロプリー(執筆) 林汰久也(翻訳)