食材廃棄の悩みを解決!飲食店の「フードロスタイム」とは? 閉店間際の来店がお得と人気に
お店もお客様にとっても有益な「フードロスタイム」の考案
この負のスパイラルを断ち切るアイディアが「フードロスタイム」だったのです。この取り組みが反響を呼び、夜間の来店数が増加するという結果に。 「反響は、ありがたいことに上々です!仕事終わりの方や、学生さんを中心に常連のお客様がどんどん増えています。日によってはフードロスタイム開始30分前から、わざわざ並んで待ってくださっている方もいらっしゃって」やはり残り物とはいえ、信頼できる京都の農家の方の野菜料理が550円という低価格で食べられるのが評判の理由のようです。 「フードロスを極力出さないための取り組み」ということで、お客さんに了承を得ながら、閉店間際の1時間の「フードロスタイム」を料理補充なしで展開することで「私たちもストレスなく最後まで食材を生かせますし、来店するお客様も半額以下の料金で大満足との声をいただきます。良い関係性が構築されているように感じますね」と東元さん。 「ご好評をいただいておりますので、今後も継続していくつもりです。しかしあくまで残った分だけしか提供できませんので、1日に受け入れられるお客様の数は大体15~20人ほどが限度です。料理がなくなれば入店をストップさせていただきますので、せっかく来たのに入れない方も出て来る可能性はあります。その辺りご了承いただけるお客様にご来店いただければ幸いです」 「フードロスタイム」の料理にありつけたらラッキー!という気持ちで訪れたいですね。 都野菜 賀茂では、アルコールの種類を大幅に増量し、組み合わせによっては100種類以上のアルコール&ソフトドリンクが飲み放題で1180円(税込み)という価格で提供しています。近しい人達との集まりが復活した昨今、それぞれの好きなものを選んで食べられるビュッフェスタイルは人気だそう。「ぜひ新生活スタートのタイミングで仲間を誘って都野菜 賀茂にお越し頂ければ幸いです!」 「もったいない」を減らす取り組みの今後の展開にも、注目したいですね。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・かわた まい)
まいどなニュース