<春に挑む・’22センバツ長崎日大>選手紹介/6止 /長崎
◇秋の公式戦、打率4割 岩野巧明(こうめい)外野手=2年 長打力を買われ、昨年夏からベンチ入り。昨秋の公式戦は7試合に出場し、打率4割を残した。スイングスピードは「百武(伸選手)の次に早い」と自負する。小学校時代に3打席連続で本塁打を打ったことも。昨年末に鼠径(そけい)ヘルニアを患い練習に参加できない時期もあったが、年が明けてから連日重いバットを振り込んできた。秋まで付けていた背番号「7」は奪われたが、「甲子園では本塁打を打ってみせる」と飛躍を誓う。 (1)181センチ、76キロ (2)西諫早 (3)チーム一の長打力が魅力 ◇ここ一番で力を発揮 大木拓朗外野手=2年 ここ一番で力を発揮できる集中力が武器だ。昨秋の九州地区大会準決勝の九国大付戦で四回に代打で起用され、初球の甘い変化球を左前にはじき返した。得点にはつながらなかったが、持ち前の積極性が結果を生み自信を深めた。「甲子園では楽しんで打席に立ちたい」。ボーイズリーグに所属していた小学6年時に県大会でノーヒット・ノーランを達成。福岡ソフトバンクホークスジュニアの選抜メンバーに選出された経験も。 (1)172センチ、72キロ (2)西諫早 (3)勝負強い右の代打候補 ◇下半身の強化に力 宮丸友太郎内野手=2年 昨秋の九州地区大会はベンチ入りできず、4強進出を決めた選手が報道陣に囲まれている姿を目の当たりにした時の悔しさが原動力だ。冬場はフィジカル面、特に下半身の強化に力を入れ、紅白戦などで安定して安打が出るようになった。昨夏から寮生27人をまとめる寮長を務める。選手たちに朝400グラム、夜600グラム以上の白米を食べるよう指示し、寮生の平均体重が大幅にアップした。「チームのまとまりはどこにも負けない」 (1)172センチ、73キロ (2)西唐津(佐賀) (3)小柄ながらパンチ力が魅力 ……………………………………………………………………………………………………… (1)身長、体重 (2)出身中 (3)監督から見た選手の特徴 =おわり 〔長崎版〕