近所の交差点に点灯時間が極端に短い「右折の矢印信号」があります。2台程度しか曲がれず渋滞も起きているのですが、改善できないのでしょうか?
近所の交差点を走行している中で、極端に点灯時間が短い「右折の矢印信号」を見かけることがあるかもしれません。そのような交差点では車はなかなか進まず、なぜ信号の点灯時間が短いのか疑問に思う方もいるでしょう。 今回は極端に点灯時間が短い「右折の矢印信号」によって、どのような問題が起こりうるかをまとめました。あわせて改善の方法についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 ▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
極端に点灯時間が短い「右折の矢印信号」によって起こりうる問題は?
極端に点灯時間が短い「右折の矢印信号」がある場合、起こりうる問題として考えられるのは以下の2つです。 ●渋滞の発生 ●交通違反の増加 それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。 ■渋滞の発生 極端に点灯時間が短い右折の矢印信号があると、渋滞が発生するおそれがあります。特に交通量の多い道路であれば、青信号のうちに右折するのは難しいと考えられ、右折の矢印信号が出ている間しか走行できないと想定できます。 このとき、右折の矢印信号の点灯時間が短ければ、なかなか車は進行せず、結果として渋滞につながってしまうおそれがあるでしょう。 ある地域では、先に並ぶ3~4台が右折しただけで信号がすぐに赤へ変わってしまうケースがあるとされていました。このケースでは、実際に右折ができるまでに3回ほど赤信号で止まることになったようです。 この間も自身の車の後ろに右折車が待機することとなるため、通勤時間や帰宅時間であれば、より渋滞のリスクが高まるといえるでしょう。 ■交通違反の増加 極端に点灯時間が短い右折の矢印信号によって、交通違反が増加するおそれがあります。特に考えられるのは信号無視であり、場合によっては交通事故につながるかもしれません。 時間に余裕があるときであれば、右折の矢印の点灯時間が短くても信号無視をする可能性は少ないかもしれません。しかし、渋滞する可能性があるのは主に車での移動が多い時間帯であると想定できるため、時間に余裕がなく、信号を無視して進んでしまうケースもあるでしょう。 なお、信号無視をした場合、反則金および違反点数が加算されます。それぞれの内容については、表1の通りです。 表1
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