西武・武内夏暉が球団58年ぶりの完全試合逃す 7回までパーフェクト投球…8回にソトに左前打許すも無失点 直後に西川愛也が先制ソロ
◆西武―ロッテ(16日、ベルーナドーム) 西武先発の武内夏暉が球団58年ぶりの快挙を逃した。7回まで1人の走者も許さないパーフェクト投球。140キロ台後半の直球にツーシームやカーブ、チェンジアップなどの変化球を交え、ロッテ打線を圧倒した。 ■SNS騒然…監督休養の松井稼頭央さんがベルーナドームに【写真】 西武の投手のノーヒットノーランは2014年5月2日のロッテ戦で達成した岸孝之(現楽天)が最後。完全試合となれば。前身の西鉄時代の1966年5月12日の南海戦で達成した田中勉以来となるだけに、本拠地は大いに盛り上がった。 快挙まで前進していた8回、22人目の打者となった先頭のソトに左前打を許して夢は断たれた。2死後には四球で一、二塁としたが、続く代打藤岡裕大を中飛に仕留めた。直後の攻撃で西川愛也が先制のソロを放って、自身4連敗中のドラ1左腕に貴重な1点をプレゼントした。
西日本新聞社