「河村勇輝の契約フラグ来た?」NBAグリズリーズのロスター枠にできた“空き”に日本人が反応「2ウェイチャンスあるんじゃないのこれ!」
日本バスケ界の若きエースに大きなチャンスだ。 NBAメンフィス・グリズリーズは現地8月27日、フォワードのママディ・ディアキーテをウェイブ(解雇)しロスター枠を1つ空けた。この動きによってバスケットボール日本代表の河村勇輝がNBA選手としてデビューする可能性が高まったと話題になっている。 【画像】パリ五輪を戦ったバスケットボール男子日本代表のメンバー12名を一挙紹介! ディアキーテは過去4シーズンで55試合に出場し平均3.1得点、2.3リバウンドをマーク。昨季はニューヨーク・ニックスでプレーオフでも4試合に出場している。オフシーズンを迎えた7月にミケル・ブリッジズらとの大型トレードでブルックリン・ネッツに加入。その後ザイエア・ウィリアムズとのトレードでグリズリーズに移籍していた。 グリズリーズファン以外には些細に見える今回の動きだが、今年は特に日本人のバスケファンの間でひそかに注目が集まっている。その理由は7月に同チームとエグジビット10契約を結んだ河村の存在だ。同契約はシーズン前のトレーニングキャンプに参加するためのもので、チームはレギュラーシーズン開幕までに「2ウェイ契約」(NBAと下部組織Gリーグ両方に所属する契約)に切り替えることが可能。 同チームは現在、本契約15人の枠から1人ウェイブし14人と契約を結んでおり、これとは別に2ウェイ契約3人の枠を全て埋めている状況。仮にシーズン開幕前にチームが2ウェイ契約の選手の1人と本契約を結んだ場合、河村が2ウェイ契約を結ぶことが可能になる。 今回の発表にファンからは、「2ウェイチャンスあるんじゃないのこれ!」「河村の契約フラグ来た?」「世界のYuki Kawamuraのために空けてくれたと思っていいですか?」と期待する声が挙がった。 一方でロスター枠を埋めなければならないというルールは無いため、この契約状況で開幕を迎えることももちろん考えられる。しかし河村は23歳ながら日本のBリーグでルーキーイヤーからMVPやアシスト王を獲得。パリ五輪で銀メダルを獲得したフランス相手に、あと一歩というところまで迫った一番の原動力として世界中に印象を与えた。自身の夢であるNBA入りに追い風が吹いていることは間違いないだろう。 構成●THE DIGEST編集部
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