若きボクシングスター、シャクール・スティーブンソンが驚きの引退表明 | ボクシング
シャクール・スティーブンソンが26歳にして引退を表明した。
シャクール・スティーヴンソンが、26歳の若さで引退を発表した。1月30日、本人のX(旧ツイッター)アカウントから投稿された。 ニューアーク出身のスティーブンソンは、2016年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得。その後プロとして3階級制覇の快挙を成し遂げた。スティーブンソンの頂点を極めるその早さから、ボクシング界の最高のファイターの一人に数えられていた。 昨年11月にはWBCライト級タイトルを手に入れたものの、エドウィン・デ・ロス・サントス戦での消極的なファイティングスタイルから多くの批判があった。 だがこの試合で勝利を収め、今年さらに大きな戦いへとステップアップすると見られていた。 ライト級(61.2kg)で活躍するスティーブンソンには、今後数年にわたるビッグファイトが多数期待されていた。ガーボンタ・デーヴィスやライアン・ガルシアといった選手との試合も考えられていたが、スティーヴンソンが電撃的にリングを去る決断を下したため、それらの対戦は実現しなくなってしまった。
Christopher Walker