【新NISAの成功法則】一括投資が向いている人、積立投資が向いている人
「今年こそは新NISAを始めよう」「新NISAはやっているけど、もっとうまく投資したい」。そう考える方は多いのでないでしょうか。 投資に役立つ世界の経済ニュースを独自の視点からわかりやすく解説する、チャンネル登録者数50万人、総視聴数9400万回を超える人気投資系YouTuberのバフェット太郎氏。 冷徹な市場分析と鋭い舌鋒で予想を次々に的中させる一方で、その投資スタイルは堅実で実践しやすいと投資初心者から経験者まで幅広い支持を集めています。 そんな同氏の新刊『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』(ダイヤモンド社)は、お金を生み続ける「マネーマシン」のつくり方と考え方、新NISAの鉄則や個別株や新興国株、金やビットコインなどの投資の基本を凝縮した一冊です。その一部を抜粋・編集し、お届けします。 今回は、noteやYouTubeのフォロワーの方からよくいただくという質問について、バフェット太郎氏が回答しています。 ● Q. 新NISAは年初一括投資と、積立投資どっち? 新NISAは年初に一括投資するのと、積立投資するのとではどちらがいいですか? ● A. 投資成績の面で言えば一括投資の方が有利です。 そもそも、世界の株式市場は長期的に見れば右肩上がりで上昇してきました。 そのため、1月に投資した場合と、12月に投資した場合とでは、運用期間におよそ1年もの差が生まれます。 長期的に見ればその差が投資成績の差となって表れるため、年初に一括投資をした方が、毎月積立投資するよりも有利です。 ただし、一括投資の場合、あらかじめまとまったお金を用意しておかなければならず、お金に余裕がなければなりません。 また、年初から年末にかけて株価が値下がり続けた場合、大きな含み損を抱えることになるため、投資家に大きなストレスがかかる可能性があります。 そして、本来買い増さなければならない急落局面で、狼狽売りに走ってしまう可能性まで高まりかねません。 そのため、投資成績の面では一括投資の方が有利ですが、それはお金に余裕があり、リスク許容度の高い経験豊富な一部の個人投資家だけができる投資戦略です。 別の言い方をすれば、ほとんどの個人投資家は精神衛生上、積立投資の方が良いと言えるのです。 (本稿は、『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』を抜粋、再構成したものです) バフェット太郎(ばふぇっと・たろう) 投資に役立つ世界の重要な経済ニュースを厳選し、独自の視点からわかりやすく解説する、登録者数50万人のYouTubeチャンネル「バフェット太郎の投資チャンネル」管理人。冷徹な市場分析と鋭い舌鋒で、次々と予想を的中させる投資系インフルエンサー。Xフォロワー35万人。noteフォロワー1.4万人。 個人投資家としては、20代から投資を始め、数百冊の投資本をむさぼり読み、10年間さまざまな試行錯誤を積み重ね、米国株投資にたどり着く。ブロガー・YouTuber活動と並行して堅実な投資を続け、それから数年で数億円の金融資産を築く。 著書に『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』(ダイヤモンド社)、累計20万部のロングセラー『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』(ぱる出版)がある。 ・YouTube youtube.com/@buffett_taro ・X x.com/buffett_taro ・note note.com/buffett_taro
バフェット太郎