1回無死、中前打を放つ柳町（撮影・穴井友梨）

　◆みやざきフェニックス・リーグ、ヤクルト3―1ソフトバンク（7日、西都） 　ソフトバンクの柳町達外野手（27）がクライマックスシリーズ（CS）に向け、順調な調整ぶりを見せた。「1番右翼」でフル出場し、4打数2安打。「ヒットが出て良かったって感じですね」と謙遜気味に振り返った。 ■来季構想外となった選手【一覧】 　レギュラーシーズン終了からまだ3日だが、16日開幕のクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージへの準備はもう始まっている。「ゆっくりしたい気持ちもあるけど」と前置きしつつ、「いったんここできついことをやってから向こうに戻って体調を整えたりして、万全の状態で迎えられたら一番かなと思って。そういう計算で来ています」。柳町がCSまでの向き合い方を考え、疲れを取ることより宮崎に行き実戦感覚を養うことが優先。まずは自らを追い込むことを決めた。 　柳田悠岐が実戦復帰を果たし、周東佑京もCSからの復帰を見込んでいる。近藤健介も復帰を目指しており、外野の定位置は確保されていない。「頭から出たいですけど、どうなるか分からないので、出されたところで結果を出せるような準備をしたい」。ポストシーズンで輝くことを夢見て、宮崎で自らをもう一回り成長させるつもりだ。（鬼塚淳乃介） 【#OTTOホークス情報】