「タグ・ホイヤー カレラ」から世界限定255本のポルシェとのコラボモデルと紅白カラーの日本限定モデルが登場
スイスを代表する名門ウオッチブランド【タグ・ホイヤー(TAG HEUER)】が最新モデルを発表。ポルシェとのコラボレーションモデルとなる「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ × ポルシェ パナメリカーナ」が世界限定255本で発売となり、価格は536万8000円(税込)。さらに赤×白のカラーリングでデザインされる「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ ジャパン リミテッドエディション」が日本限定240本で発売となり、価格は99万円(税込)となる。 【関連画像】その他の画像を紹介
ポルシェ550スパイダーのオマージュモデル
「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ × ポルシェ パナメリカーナ」は1950年代に開催された伝説的レース、カレラ・パナメリカーナと、そのレースで優勝を飾ったポルシェ550スパイダーにトリビュートを捧げるモデルとなる。大胆で独創的な仕上がりが特徴のタイムピースになるが、なかでも目を引くのがオープンワークダイアルだ。メカニカルな意匠はポルシェ550スパイダーのレーシングホイールの形状からインスピレーションを得ており、シルバーダイアルに配した3時位置の30分計、9時位置の12時間計はブラックでデザインし、秒針とサブダイアルの針はイエローでアレンジ。このシルバー、イエロー、ブラックの組み合わせはオリジナルマシンのカラーリングを採用したもので、本機の個性を際立たせる配色となっている。フランジにはポルシェのロゴがあしらわれ、6時位置のトゥールビヨンの上に “PANAMERICANA(パナメリカーナ)”の文字が刻印される点も、本機ならではの見どころとなる。
サテンとポリッシュの異なる仕上げが施された42mm径のステンレススチール製ケースには、1970年代の「カレラ」によく使われていたドーム型のヘサライトクリスタルへのオマージュとなるグラスボックス・デザインのドーム型サファイアクリスタル風防を装備する。フランジの上を滑らかに流れるように湾曲部分に凝らされたグラスボックスは、ダイアルの縁へシームレスに繋がり、ケースとの一体感を演出。ケースサイドでは “Spyder”の文字を見ることができるが、これは1950年代にポルシェが使用していたオリジナルフォントとなり、ファン垂涎のディテールといえよう。また、パンチング加工が施されたブラックのカーフストラップにはイエローのライニングとステッチがあしらわれており、これらのディテールへのこだわりが全体的なデザイン性を高めた印象だ。