「-55kg世界トーナメント」出場の大久保琉唯がスーパー下剋上を宣言「金子選手より玖村選手のほうがやりやすい。勝てそう」【K-1】
K-1ファイターで元Krushフライ級王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が6月2日、都内で初のファンイベントを開催した。 イベントでは「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)から開幕する「-55kg世界最強決定トーナメント」への決意を語る中でK-1グループのバンタム級2トップの金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)、玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)について「1回戦で勝てば玖村選手が上がってくると思うが、金子選手より玖村選手のほうがやりやすい。勝てるんじゃないかという自信がある」と玖村戦への自信を見せた。 トーナメントについては「自分が今見てもとんでもないメンバー。でも出るからには結果を残したい。勝つ気でいる」と語り、今回の大抜擢については「最初は池田(幸司)選手が返上したKrushの53kgのトーナメントへの出場が決まっていたが、急きょ55kgのトーナメントに出てくれというオファーがあった。最初はびっくりした。55kgでまだ一戦もしていないのに、なんで俺が?と。でも逆に言えばチャンスだと思った」などと参戦の経緯を明かした。
大久保は1回戦では中国のジャオ・ジェンドン(深圳盛力人和ファイトアカデミー/CFP)と対戦する。ジェンドンは大久保と同じ19歳の中国の新鋭。この年齢にして26戦25勝(3KO)1敗の戦績を誇る難敵なのだが「試合映像を見てトータル的にバランスがいいと思った。一発もある」と警戒しつつも「次は必殺技があるんで、決めて失神させてやろうと思っている」とKOできる必殺技を開発したことをさらりと告白。これまでプロ戦績が7戦6勝1敗ながら、まだKO勝ちがないのだが、初めてのKO勝ちを約束した。そして「3月の試合(壬生狼一輝戦)では下剋上と言ったが、今回はスーパー下剋上を見せたい」と9月の代々木大会で行われる決勝トーナメントでは準決勝に上がってくることが有力な玖村からの勝利を誓った。