81歳・ささきいさおが「ヤマト」熱唱!「朝ドラ『ブギウギ』の服部良一先生に〈君は日本のプレスリーだ〉って言われたんです」
◆最後は全員でファンのお見送りも 長良グループの60年の歴史がスクリーンで紹介された後、カバーコーナーに続くポップス・ミュージカルコーナーでは、中野が初音ミクの「千本桜」、財木がミュージカル『モーツァルト!』の「僕こそ音楽」、磯部が泰葉のヒット曲「フライディ・チャイナタウン」、有沙が『アナと雪の女王』の「Let it Go」などを個性的に歌い上げた。 「長良プロが産んだヒット曲」と題したコーナーでは、昨年肺がんを公表して闘病中の山川豊からの手紙が読み上げられ「お兄ちゃん」と慕ってきた水森かおりが涙する場面も。活動休止中の氷川きよしからのメッセージも代読された後、辰巳が「きよしのズンドコ節」を歌うと、会場からは「ゆうと!」のコールが。はやぶさは先輩・山川豊の「アメリカ橋」を心をこめて歌った。 わさみんこと岩佐美咲も、水森からもらったという純白のドレスを着て登場、田川からも着物をもらったというエピソードを披露するなど、グループの絆を感じさせる場面も。 その後、水森がご当地ソングの女王の第一歩を踏み出すきっかけとなった「鳥取砂丘」、田川が作家の五木寛之に直談判して詞をいただいたという「女人高野」を披露。 終盤の「新曲コーナー」では、ソロでも活躍中の大滝ひかる(ヒカル)が「あの日の花吹雪」、駿河ヤマト(ヤマト)が「ズルい男に乾杯!!」を熱唱。そして、ベテラン俳優・中村玉緒からの手紙が読み上げられた後、辰巳が恋愛モード満載の「星くずセレナーデ」をPOPな振り付けで歌う。続いて田川が「下田の椿」、岩佐が「アキラ」、はやぶさが「赤坂レイニー・ナイト」、水森が「三陸挽歌」を熱唱し、フィナーレは出演者全員で「明日はいい日」と全33曲を歌って、満員の客席を魅了した。 演歌・歌謡曲だけではなく、幅広いジャンルで活躍する若手も登場し、まさに「NEXT STAGE」を感じさせるプログラム。最後は全タレントが会場出口でファンをお見送りし、温かい時間が流れるFESTIVALが幕を閉じた。
「婦人公論.jp」編集部
【関連記事】
- 氷川きよし「23年本当にありがとうございました」休養前のラストコンサート、全身全霊で歌った27曲を振り返る
- 川中美幸「八代亜紀さんがお年玉を渡す姿が忘れられない」藤山一郎「東京ラプソディ」から秋川雅史の「千の風になって」まで、テイチク90年の軌跡
- 氷川きよし Kiinaとして自分らしくステージを去る。「やりきった」という清々しい表情が印象的だった〈休養前最後のコンサートレポート〉
- 朝ドラ「ブギウギ」羽鳥善一と秋山美月の共演!『草なぎやすとものうさぎとかめ』に伊原六花が登場。「豚のしょうが焼き」で対決!
- 五木ひろし「太陽みたいな人だった石原裕次郎さん。Tシャツに短パン、ビーサンが似合う昭和の大スター」