コスプレレース?? 第51回 朝霧高原スクランブル大会レポート
8月18日(日)、富士山の麓、朝霧高原/富士ヶ峰にあるスタックランドファームオフロードコースにて開催された「第51回 朝霧高原スクランブル大会」に参加してきました。今日はそのレポートです! 【画像】第51回 朝霧高原スクランブル大会レポートをギャラリーで見る(24枚) 文/Webikeプラス みんなの単気筒 | トモ・トモダ
朝霧高原スクランブル大会とは
ご存知ない方も多いかと思いますが、半世紀前から開催されている伝統的なビンテージモトクロス(VMX)イベント。 今大会の最年長出場者は81歳!平均年齢は55歳!という、色んな意味でのご長寿 草レース! ────────── 大会主旨 ────────── 「時の波に埋もれてゆく旧き良き時代のスクランブラー達に活動の場を与え、同好者の輪と和を広げると共に我が国の二輪車文化の一翼を担うことを目的とする。」 なんだか胸熱な大会主旨!! ────────── 出場資格 ────────── 本大会の主旨を理解し、大会規則に従い過激に熱くならず、紳士的なマナーをもって、走行及び行動のできる人。そして次の三大原則を守れる人。 1.ケガと弁当自分持ち! 2.ことある時は良識のある行動を! 3.アサギリに集う者は皆、仲間! ――――――――――――――- つまり!皆さんにも出場資格あります!笑 この情報だけだと全くイメージ湧かないかと思いますので、まずはいくつか写真をご覧下さい!
レギュレーションにコスプレ要素!?各クラスを紹介
このイベントは出場車両の年式・排気量、コスプレ度合いによって出場クラスが分かれている・・・もはやコスプレレース! 「必ずコスプレしないと出場出来ないの?」 そんなことはありません!各クラスのレギュレーションをご紹介します。 尚、以下、朝霧高原スクランブル大会公式サイトからもレギュレーションはご覧になれます! ────────── 伝統的な朝霧クラス ────────── メインイベントとなる朝霧クラスは・・・ ○1966年以前の車両でレーサー及びクラブマン風改造を施した車両 ○当時のライダーを模した装具で走行すること ○指定のタスキゼッケンを自作し着用すること と、なかなかハードルが高い! しかも季節は夏ど真ん中の8月中旬。 富士山の麓とは言え、気温は余裕の30度超え。革ツナギで全身をまとう、地獄の暑さの中のレース・・・ いつ壊れてもおかしくない古い車両で、酷道を走るこのクラス・・・ 普通の人から見たら罰ゲーム的なレギュレーションですが笑、走っている姿はカッコ良いし見ていて楽しい! ────────── アンティッククラス(AN) ────────── アンティッククラス・・・英語で書くと「antique class」ですかね? レギューレーションは1973年以前の車両で以下のいずれかに該当するもの。 ①1964年以前の車両 ②プレスフレーム車両 ③4ストローク車両 ④2ストロークツイン車両 このクラス、参加者が最も多い激戦クラス! アンティッククラス内でも排気量毎にクラスが分かれているので接戦が楽しめます! ────────── エキサイティングクラス(EX) ────────── このクラスのレギュレーションは1973年以前の車両でアンティッククラスには該当しない車両が参加でき、このクラスも排気量別に分かれています。 ヤマハのMR50、DT、HT、AT、カワサキのKEやKS等がエントリーされていました! ────────── ファイナルクラス(FN) ────────── このクラスは高年式の車両が出れるクラス(と言っても~70年代まで) ○1974-1979年までの車両 ホンダのXR、CR、XLやヤマハのYZやTYあたりの速そうなバイクが出場。 ────────── オープンクラス ────────── 空冷、ツインショック車両であれば年式/排気量不問、なんでもOKのクラス! 別クラスで出場されていたメンバーがクラスの垣根を超え、本気で競走されていました。 そんな中・・・私はビジネスバイクで出場。。。(詳細は後述)