ドレイパーが2年ぶりのグラスコートシーズンを勝利でスタート「戻ってくることができてよかった」 [ATPシュツットガルト/テニス]
ドレイパーが2年ぶりのグラスコートシーズンを勝利でスタート「戻ってくることができてよかった」 [ATPシュツットガルト/テニス]
ATPツアー公式戦「ボス・オープン」(ATP250/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/6月10~16日/賞金総額81万2235ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、第6シードのジャック・ドレイパー(イギリス)がセバスチャン・オフナー(オーストリア)に7-6(4) 7-6(5)で競り勝ち今年のグラスコートシーズンをスタートした。 ~2023年ボス・オープンでシーズン2度目の優勝を飾ったティアフォー選手~ すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したドレイパーは第2セット第5ゲームで先にサービスダウンを喫したが、4-5からブレークバックに成功するとふたたびもつれ込んだタイブレークで迎えた3度目のマッチポイントをワイドへのサービスエースでものにして1時間38分で勝利を決めた。 ケガにより昨年のグラスコートシーズンでプレーできなかったドレイパーがイギリス国外の芝大会でプレーしたのは今回が初めてだが、同サーフェスで2022年6月のイーストボーンで4強入りするなどこの勝利を含めてツアーレベルで8勝5敗の戦績を残している。 「本当にいい試合だったと思う。僕たちはお互いにクリーンなテニスをしたと思うし、2人とも本当にうまくやっていた。いい戦いができたと思うし、勝つことができてうれしいよ。グラスコートに戻ってくることができたこともよかった」とドレイパーは試合後のオンコートインタビューで語った。 ドレイパーは次のラウンドで、マルコス・ギロン(アメリカ)と元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)の勝者と対戦する。 そのほかの試合ではドミニク・コプファー(ドイツ)が2つのマッチポイントを凌いだ末にジャン・ジジェン(中国)を4-6 7-6(5) 7-6(6)で倒し、ヤニック・ハンフマン(ドイツ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したヘンリー・スクワイア(ドイツ)との地元勢対決を6-3 6-3で制し、ワイルドカードを得て参戦したハマド・メジェドビッチ(セルビア)はファビアン・マロジャン(ハンガリー)に6-7(3) 6-1 6-4で逆転勝利をおさめてそれぞれ2回戦に駒を進めた。
テニスマガジン編集部