走行26万キロ超えの「86」が新車のように! トヨタがプロデュースする「86リフレッシュサービス」とは
ショックアブソーバーリフレッシュコース:16万3900円
走行距離や時間の経過でショックアブソーバーが劣化すると、走行中やブレーキ時の揺れを減衰できなくなり、乗り心地が悪化する。ショックアブソーバーを交換することで走行時の足もとの微振動や「ザラザラ」とした乗り心地が改善する。純正ショックアブソーバーを使用するため、以前取り付けた市販品が劣化してしまった方や、中古車で購入して本来の86の乗り味を体感してみたい方におすすめのコースになる。 【交換部品・作業内容】・フロント、リアショックアブソーバー(交換部品の詳細は販売店にご確認ください) 【作業のポイント】 純正ショックアブソーバーへ交換。交換後のアライメント調整込みのコース。
ブレーキリフレッシュコース:12万5400円(標準キャリパー用)/33万円(ブレンボ製4ポット用)/38万5000円(ブレンボ製6ポット用)
ディスクローターの摩耗やキャリパーの動きが悪くなると、ブレーキ操作時に振動が発生したり、ブレーキパッドの偏摩耗につながる。ディスクローター、ブレーキパッドの交換とキャリパーオーバーホールで、本来のブレーキ性能を取り戻したい方におすすめのコース。 【交換部品・作業内容】・ディスクローター ・ブレーキパッド ・キャリパーオーバーホール ・スライドピン(交換部品の詳細は販売店にご確認ください) 【作業のポイント】キャリパーオーバーホールに合わせ、長年負担がかかっているスライドピンも同時に交換する。
まるで新車! は言い過ぎだが、新車に近い安心感を手にすることができた
すべての施工を終えてエンジンに火を入れると、明らかにエンジン音が違う。ボンネットを開けて確認しても確実に静かになった。アクセルオンにすると、これまでと同じように踏んでいるのに今までとは見違えるほどにスムーズにクルマが動く。シフトアップしながら、わざと通常よりも多めにアクセルを踏み込むと、最近では感じることのなかった高回転域の伸びやかさがあった。 「そうそう、これがFA20本来のフィーリングだ」と思った。まさに新車の時に感じたものが蘇った。気持ちいい。逆に言うと、エンジンオーバーホールしてから約4万kmの走行だというのに、エンジンフィールは、すでに劣化していたということが分かった。 今回のリフレッシュサービスでエンジンは、もっとも時間をかけた部分である。ザッカー号は、エンジンオーバホールを行っていたので、そこまで変化はないんじゃないかと思っていたが、想像以上にリフレッシュ効果を体感できた。