売上高3兆円達成のユニクロ社長、新疆綿の使用を否定 中国市場や今後の成長について語る
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ユニクロを運営するファーストリテイリングなどの小売業界をめぐっては近年、消費者から繊維産地の情報開示を求める圧力が高まっている。 こうした中、ファーストリテイリングの柳井正代表取締役会長兼社長がBBCの単独インタビューに応じ、中国・新疆産の綿花を使用していないことを初めて認めた。 かつては世界三大綿と呼ばれていた新疆綿だが、中国政府が新疆ウイグル自治区で、イスラム教徒が大部分を占める少数民族ウイグル族を収容施設に収容し、民族迫害をしていると報じられるようになったことを背景に、2021年から多くのブランドが新疆綿の使用を中止し、アメリカ政府はそれを使った製品の輸入を禁止した。 ファーストリテイリングは今年、目標としていた売上高3兆円を達成したが、柳井氏は10兆円の売上高を目指しているという。 これを実現するには、「3兆円の企業と10兆円の企業はどういうふうに違うのか、それを想像しながら日々会社を作り変えていく」必要があると、柳井氏は語った。 また、中国ではすでに1700以上の店舗を展開しているが、3000店舗にまで拡大できると考えているとした。 BBCの大井真理子ビジネス記者が報告する。
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