アニメ「呪術廻戦」といえば“領域展開”!最初に登場した両面宿儺の領域展開が圧倒的すぎた…
「呪術廻戦」の最大の魅力といえるのが、精緻な作画と世界観に裏打ちされた迫力で描かれる“呪術バトル”だが、その最たるものが呪術戦の頂点と言われる“領域展開”だろう。呪術の真髄である領域展開が初めて披露されたアニメ第4話では、“呪いの王”両面宿儺が繰り出した領域展開「伏魔御厨子」の威力にすべての視聴者が圧倒されたものだ。 【映像】圧倒的な力、両面宿儺の領域展開(16分55秒ごろ~) アニメ「呪術廻戦」は、芥見下々氏によるシリーズ累計発行部数1億部を超える同名漫画が原作。今年9月に約6年半にわたる連載が完結したことも大きな話題となった。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語は、“呪いの王”両面宿儺(CV:諏訪部順一)と肉体を共有することになった虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)が“対呪い専門機関”である「呪術高専」に編入するところから大きく動き始める。 第4話で、虎杖は任務中に特級呪霊と遭遇して窮地に陥った。特級呪霊は呪術師が戦う呪霊の中でも最強ランクの存在であり、まるで歯が立たない虎杖は死をも覚悟する。しかし、立ち向かう覚悟を決めた虎杖は最後の手段として、自身の内なる宿儺と入れ替わった。 虎杖の体を借りて現れた宿儺は、そんな特級呪霊を相手にせず地面に叩きつけると、さらにいたぶりながら「おい、知ってるか?我々はともに特級という等級に分類されるそうだ。俺とお前が、だぞ?」と力の差を見せつける。そして「教えてやる。本物の呪術というものを」と言うと、呪術戦における“必殺技”といえる領域展開「伏魔御厨子(ふくまみずし)」を発動した。 領域展開とは、「術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築する」技。呪力によって術師固有の領域を作り出し相手ごと巻き込む、最終奥義だ。宿儺が「伏魔御厨子」と唱えると、その場に宿儺の心象風景ともいえる世界が具現化。次の瞬間、特級呪霊は叫ぶ間もなくバラバラに切り刻まれていた。 初めて作中に登場した“領域展開”に、放送当時ネット上には「かっこよすぎて鳥肌どころか息止まった……」「演出めちゃくちゃカッケェ…………」「なんか禍々しいはずなのに神々しささえ感じた」「静と動って感じで最高だな領域展開」「芸術レベルで極上の美しさだった」と感嘆の声が続出した同シーン。何度も見ても圧倒されてしまうだろう。 現在配信中の「呪術廻戦」は、2020年10月からTVアニメ第1期が放送されると、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。2023年7月~12月にはアニメ第2期が放送。五条悟と夏油傑の高専時代の物語「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」が描かれ、こちらも圧倒的な表現力で話題を独占した。 続編となる「死滅回游」の制作も決定し、2025年5月30日には「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」も公開される。 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
ABEMA TIMES編集部