シャーガーCに出場する藤田菜七子騎手（左）は少し緊張した表情（2019年撮影）

　英国のアスコット競馬場は13日、世界のトップ騎手12人で争われるチーム対抗戦「シャーガーC」（8月10日）の出場騎手を発表し、JRAの藤田菜七子騎手（26＝根本）を選出した。同騎手は19年以来2度目の出場。 　この対抗戦は英愛選抜、欧州選抜、世界選抜、女性選抜の4チームに、それぞれ3人のジョッキーが割り振られる。今年は初めて12人の騎手の男女比が6人ずつの均等となり、6名の女性騎手が世界選抜と女性騎手選抜に分かれる。藤田騎手はオーストラリア出身で短期免許で来日した経験のあるレイチェル・キング騎手が主将を務める世界選抜に入り、南アフリカ出身のレイチェル・ヴェニカー騎手とともにチームとなる。女性選抜ではヘイリー・ターナー騎手が主将を務め、サフィー・オズボーン騎手、マリー・ヴェロン騎手がチームとなる。 　男性騎手6名は英愛選抜、欧州選抜に割り振られ、英愛選抜の主将は現在短期免許で来日しているアイルランド出身のタイグ・オシェア騎手、欧州選抜の主将はカザフスタン出身のバウルジャン・ムルザバエフ騎手が務める。