エアコンが高いので「サーキュレーター」を一緒に使って節約しています。“24時間つけっぱなし”にすると1ヶ月でいくら節約できますか?
効果的なサーキュレーターの活用方法
エアコンの電気代を抑えながら室温を快適に保つためには、サーキュレーターの効果的な使用が必要不可欠です。 冷たい空気は部屋の下部にたまるため、冷房利用時のエアコンの風向きは水平がおすすめです。空気を循環させるために、サーキュレーターは天井に向けてまわしましょう。 ポイントはエアコンに背を向ける形で設置しつつ、冷風の通り道にサーキュレーターの風を当てることです。冷風を部屋の上部に送ることで、効果的かつ均一に部屋の温度や体感温度を下げられるでしょう。 一方、暖かい空気は部屋の上部にたまる性質があるため、暖房利用時にはエアコンの風向きを下向きに設定するのがおすすめです。エアコンを下向きに送風しても、時間が経過すると暖かい空気は部屋の上部にたまります。 そこで、冷房時と同様にサーキュレーターを天井に向けて送風することで暖かい空気を循環させ、室温と体感温度を上げることができます。体感温度が上がれば暖房の設定温度を下げられる可能性があるため、節約につながるでしょう。 冷房時はエアコンから流れる冷たい空気、暖房時は部屋の上部にたまる暖かい空気にサーキュレーターの風を当て、空気を循環させるイメージで使用するとよいでしょう。
エアコンとサーキュレーターの併用で電気代を節約しよう
この記事の試算では、エアコンとサーキュレーターを併用して冷房の設定温度を1度上げるだけで、月の電気代を660円節約できる可能性があることが分かりました。2度以上上げられれば、660円以上の節約も可能かもしれません。 サーキュレーターを併用することで同時に設定温度の見直しを図れるため、結果的に電気代の節約につながるでしょう。 出典 環境省 家庭部門のCO2排出実態統計調査 庭のエネルギー事情を知る エアコンの使い方について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部