山陰放送

自宅に母親の遺体を放置したとして、3日夜、島根県松江市の会社員の男が死体遺棄の疑いで逮捕されました。 【写真を見る】母親（85）の遺体を自宅アパートに放置、会社員の息子（57）逮捕　死後約1週間経過し「母親が倒れている」と119番通報　死因は硬膜下血種疑い 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、松江市山代町の会社員の男（57）です。 昌子秀記者 「男は自宅の寝室に母親の遺体を1週間程度放置していた模様です」 先月28日、男から「帰宅した所、母親が倒れている」と119番通報があり、駆け付けた救急隊が自宅アパート寝室の布団の上で母親（85）の遺体を発見。 男は「26日までは母親が生きていた」と主張しましたが、遺体の状況と合わなかったため、30日に司法解剖が行われました。 その結果、母親は死後1週間程度経っていることが判明。 3日、男が「9月20日には母親が死んでいることを認識していたが放置していた」と認めたため、逮捕に至りました。 近隣住民は Q.普段から交流もなかった? 「そうですね、全然というほど交流はなかった」 「最後に見たのは1年前の敬老の日前後、その時にはお母さんが玄関に出てこられて。認知症も多少入っているかなって感じにはなってた」 男は母親と2人暮らしで、「亡くなった母をそのまま放置していたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 母親の死因は硬膜下血腫の疑いがあり、警察が詳しい調べを進めています。