<北村一輝>ライバルは「ドカベン」? 寡黙な食堂店主と若者の手探りの交流を描いたミニドラマ「おっちゃんキッチン」TVerで配信スタート
料理については、「最近やってない」といいつつ、「何でも作るんですよ。嫌いじゃないので。多分、全ジャンル作れます」と胸を張る。
「好きで子供のお弁当もずっと担当していました。すぐ作れるように素材を全部タッパに入れて分けておくようなタイプ。時間かけたくないのでとにかく食べたいときに5分以内に作れるものが多いです」という。
“おっちゃん”は丼ものを提供するが、「実は丼ものはなるべく食べないようにしてるんです(笑い)。今はかっこよくなろうと、あと5キロぐらい痩せようと思って、なるべく炭水化物をとらないように頑張ってる次第です」と明かす。
◇若者の“本音”が描かれる
横型と縦型で見られる新しい見せ方については、「僕は海外の縦型ドラマにハマって『課金しようか』とか考えたりするタイプ(笑い)。すぐハマるんですけれど、今作も続きをすぐに見たくなるようなものになればいいなと思っています」といい、「役者としていろいろなお芝居が試せるので、もし僕が若い頃にこういう作品があったら楽しかっただろうなと。結果的に(番組が)面白くなきゃいけないとは思いますが、若い俳優さんにもどんどん楽しんでやってほしいなと思っています」と語る。
最後に作品について、「若者の“本音”が描かれる作品になっていると思っています。何かを否定したいわけではないけれど、言論の自由があるようでなかったり、生きづらさを感じるようなこの時代に一番言葉を発したいのは若者だったりすると思うんです。だからこそ、僕は若者の言葉がすごく重要だと思っていて、そこには間違いがあるかもしれないけれど、そもそも“正解”だけが良いものなのか。勢いであったり、何か考えさせられるものもあると思うので、そういう言葉を僕も引っ張り出したいなと思っています。“今の時代の本音”が見えるミニドラマになると思うので、若者の本音を知りたい方にはぜひ見ていただきたいです」とメッセージを送った。