観客200人、落語と民謡の魅力堪能 八戸二中卒の同級生小坂さん、紺野さんが公演
八戸市立第二中を卒業した同級生同士による公演「落語と民謡の冒険」が19日、同市の「はっち」で開かれた。第43回青森県民謡王座の小坂勝義さん=同市=と、俳優や声優として活躍するほか、落語会を主宰する紺野相龍さん=東京=の2人が出演。それぞれの道で培った芸を披露し、観客は落語と民謡の魅力を堪能した。 昨年開催した2人のコラボによる公演は200人以上を集客。好評を受けて、2回目の開催が実現した。 当日は1日2回公演で約200人が訪れた。小坂さんは三味線や太鼓、尺八の演奏に合わせて、伸びやかな声で「南部大黒舞」などを歌い上げた。県手踊名人位に輝いた出演者たちも舞台で優美な踊りを見せた。 高座に上がった紺野さんは、古典落語の「金明竹」と「中村仲蔵」の2演目を披露。地元ネタを交えた語り口で場を和ませた後、軽妙な話芸で会場は笑いと拍手に包まれた。憶に残り、自信になる発表ができることを願う」と激励した。
デーリー東北新聞社