超快速も!? 大阪メトロ中央線“前代未聞のダイヤ”に 夢洲行き「子ども専用&優先列車」運行へ
2025年4月中旬から3か月 大阪メトロ中央線が超イレギュラーに
大阪メトロは2024年9月10日、大阪・関西万博の会場である夢洲へのアクセスを担う中央線で、「子ども専用・優先列車」を運行すると発表しました。期間中はダイヤがかなりイレギュラーになる模様です。 【一般客も乗れるは乗れる…】大阪メトロ中央線「子ども列車」の概要(画像) これは「大阪・関西万博 日帰り教育旅行の輸送に関する検討会」で具体化し、大阪府教育庁と連携して実施するもの。2025年4月中旬から7月までの平日(夏休み以降は除く)に、一般列車とともに「子ども専用列車」「子ども優先列車」を次のように運転します。 ●子ども専用列車 ・運行区間:森ノ宮→夢洲(途中、弁天町のみ停車) ・詳細:列車の前方寄り(夢洲方面)の車両を子ども専用車両とし、後方の車両は一般客が乗車可。専用車両は最大4両で、乗車する子どもの数により変更。 ・所要時間:森ノ宮→夢洲 約25分 ●子ども優先列車 ・運行区間:長田→夢洲 ・詳細:各駅停車で運行。森ノ宮を除く各駅で、学校からの団体利用客を乗せる。その際、一般利用者は「乗車を控えて」と各駅構内で案内する。 ・所要時間:長田→夢洲 約35分 これに合わせてダイヤも変更となります。森ノ宮発9時30分頃から最大で夢洲着11時30分頃まで、2分30秒間隔で運行する列車を以下のパターンに変更します。 子ども専用列車⇒一般列車⇒子ども優先列車⇒一般列車⇒子ども専用列車……(以下繰り返し) なお、子ども専用列車利用者の森ノ宮駅までのアクセス方法として、大阪メトロは並行する長堀鶴見緑地線の利用を推奨。また貸切バスによる森ノ宮駅までのアクセスも確保できるよう取り組むということです。 今後、大阪メトロは大阪府教育庁に府内の各学校の希望確認を依頼し、結果をもとに具体的な運行計画を策定するとしています。
乗りものニュース編集部