海の安全願い初潜り 富山県の県東部消防組合・新川地域消防本部
県東部消防組合消防本部と新川地域消防本部の初潜りが2日、魚津市本町の大町海岸で行われ、海の無事故と救助活動の安全を願った。 県東部の魚津、滑川、上市、新川地域の黒部、入善の各消防署から潜水隊員計23人が参加した。 近くの金刀比羅社で安全祈願を行った後、潜水スーツを着た若手隊員10人が一斉に海に入った。数十メートル進んだところで「火の用心」「迎春」と書かれたのぼり旗などを掲げた。他の参加者は若手隊員の心意気を見守った。 この日の気温は7度。魚津消防署の伊東大地さん(24)は「冷たかったが、安全を願った」と話した。 昨年は能登半島地震の影響で中止となり、2年ぶりに実施した。昨年の水難事故に伴う救助出勤は県東部管内6件、新川地域管内7件だった。