26日午後、北海道・札幌ススキノのビルで爆発火災があり、4人が病院に搬送され、そのうち1人が意識不明の重体です。 札幌・ススキノの現場から、北海道文化放送・江上太悟郎キャスターが中継でお伝えします。 火事があったのは札幌・中央区南5条西3丁目の駅前通りに面したビルです。 札幌駅からまっすぐの通りを1.5km離れたビルで火災が発生したとみられ、午後4時半現在も救助活動などが続けられています。 26日午後3時20分ごろ、ススキノで「爆発音がした」などと消防に通報がありました。 そして、4時10分ごろに火はほぼ消し止められたそうです。 見たところ、消防車やパトカーなど20台以上が駆けつけて、救助活動を続けているようです。 そしてビルの2階の看板は、火災が発生した影響か、左側が少しよれているのが確認されています。 さらに、消防士が立っている上の白い看板には黒いすすが少しかかっています。 地下1階から地上5階建てのビルの2階で火災、爆発が発生したという情報が入っています。 これまでに現場では少なくとも男女4人がやけどなどで病院に搬送されたとみられます。 当時、ビルは白い煙が出て、炎が出ていたという目撃も入っています。 ただ、4時10分ごろに火は、ほぼ消し止められました。 現在ははしご車などを使い、消防士が救助活動を行っているとみられます。 ――現場のにおいや周りの状況はどうか? 周りはこの時間から観光客や地元の方、飲みに行く方でにぎわいを見せていて、皆さん驚いた様子でカメラを向け、騒然とした様子です。 さらに火は消し止められていますが、20～30分ほど前までは焦げた香りが漂っていました。 ただ現在は香りはしなくなっています。 ――警察は関係者の聞き取りから事件の可能性も視野に捜査をしているということですが、現場で救助活動が行われているということは、まだ中にいる可能性があるということでしょうか。 まだ消防士の方が中を確認しながら慎重に捜査を進めているようです。 これまで少なくとも男女4人がやけどなどで病院に搬送されたという情報が入っています。