エルヴィス・プレスリー&プリシラ、伝説的カップルの型破りな結婚の真実8
ソフィア・コッポラ監督作『プリシラ』が全米公開となり、稀代のスター、エルヴィス・プレスリーと元妻プリシラに改めて注目が集まっています。今回はふたりの型破りな結婚式にフォーカス。今もなお語り継がれるプリシラの花嫁スタイルや'60年代のハリウッドらしい華やかなウエディング・エピソードを振り返ってみましょう!
1 ソフィア・コッポラ監督作『プリシラ』
予告編が公開され、世界中で話題沸騰のソフィア・コッポラ監督作『プリシラ』。本作はエルヴィス・プレスリーの元妻プリシラが1985年に出版した回想録「私のエルヴィス」をもとに、彼女の人生とエルヴィスとの関係を描いた伝記映画。プリシラ役をケイリー・スピーニー、エルヴィス役をジェイコブ・エロルディが演じています。 ヴェネチア国際映画祭にて初上映され、約7分ものスタンディングオベーションに包まれた今最も注目すべき映画のひとつです。日本での公開が待ち遠しい今、プリシラとエルヴィスのウエディングをプレイバック!
2 ふたりの出会い
1959年にドイツで出会ったふたり。父親の仕事の都合で米軍基地に住んでいた当時14歳のプリシラは、彼女よりも10歳年上で兵役のためにドイツに駐留していたエルヴィスとパーティで出会います。彼がアメリカに戻った後も電話で連絡を取り合い、ふたりの関係は続きました。
3 豪華な指輪でプロポーズ
1966年12月、エルヴィスはプリシラに指輪を渡してプロポーズをしました。3.5カラットのダイヤモンドの周りに20粒の小さなダイヤモンドがあしらわれたリングは、メンフィスのジュエラー、ハリー・レヴィッチによるデザイン。 プリシラはラジオ番組「ワールド・カフェ」の取材で「それからふたりで1階へ降りていき、彼の父と祖母に指輪をはめた私の手を見せました。とても幸せな瞬間でした」と語っています。
4 1967年5月1日 ラスベガスでの結婚式
エルヴィス(当時32歳)とプリシラ(当時21歳)の挙式は、月曜日の朝9時という異例の時間に開催! 前夜にエルヴィスの自宅で家族や親しい友人と共にパーティを楽しんだ後、プライベートジェットに乗り、真夜中の3時半頃にラスベガスの空港に到着しました。 「アラジン ホテル&カジノ」内のスイートルームでネバダ州最高裁判所の判事が式を執り行い、たった8分の間に慌ただしく誓いの言葉と指輪の交換が行われました。平日の朝に挙式を実施したのは、どうやら観衆を寄せ付けないためだったようです。