小池氏が都知事・党代表で定例会見(全文3完)総理候補は整理つき次第、表明
希望の党代表の小池百合子東京都知事が、6日午後2時から都庁で定例会見を行った。 ※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。 毎日新聞:続いてぶら下がり取材を行います。各社どうぞ。 日本テレビ:すいません、日本テレビの久野村ですけれども、代表は今回の選挙で政権交代を目指す政権選択選挙だとおっしゃっていますが、その場合ですと、やはり希望の党としての総理大臣候補というのを明確に示さなければ分かりにくいんじゃないかという指摘が出ているんですけれども、あらためて総理候補をどなたにされるか、いつまでに示されるかということと、選挙前なのか選挙後なのかその理由も併せてお願いします。 小池:それについては今、整理をしつつあるところでございます。これについては整理がつき次第公表させていただきます。 日本テレビ:では、きのうは選挙後にもというようなご発言もあったかと思うんですが、選挙前に示されることもあるという。 小池:その点も含めて判断したいと思います。
連立する党と原発ゼロについて
ニコニコ動画:ニコニコの七尾です。よろしくお願いします。小泉元総理が高く評価されている、希望の党の原発ゼロについてお伺いします。これにつきましては、一部保守層が警戒する一方で、一部のリベラル層は本気の程を注目しております。選挙後の勢力分野によってはさまざまなパターンの連立などで、希望の党が与党になることは十分考えられるわけなんですけれども、連立する相手の党が原発ゼロを掲げていなくても、希望としては原発ゼロを連立条件とするなどして実現していくという、そこまでやるお考えはあるんでしょうか。 小池:ずいぶん先の話まで、いろいろとお考えいただきありがとうございます。今、言い方は違っても、脱原発とか、原発ゼロとか、原発依存を縮減とかなんかいろんなのが出てきているかと思います。あらためて私は、この国のエネルギーの根幹ということを考えると同時に、環境大臣のころからも、いつも風力発電の、1基建てるのに電力の変圧が起こることによってのいろんなコストが掛かったりして。系統につなげるかつなげないかの問題だと思うんですけれども、やはりエネルギーそのものっていうのをあらためて、3.11のあとの今、この福島の現状を見ながら今後の在り方を考えるには、この選挙っていうのは極めて重要ではないかと思っております。 よって、私はこの原発については真剣に取り組むべきだし、多くの政党がただ言葉だけでなくて、しっかりと取り組むということを見極めていきたいと思っております。そこに連立だどうだというのはとにかく選挙をしていくことだし、それから希望の党とすれば公約としてそれをしっかり掲げていくということであります。いろんな、これからしっかりと行程表を作りながら、3本柱で脱原発の方向性と省エネと再エネと、この3本の柱で考えていきたいと思います。 それから、廃炉ということについても、これはもう40年ルールの対象になるものがこれからも出てくるわけですから、これはむしろ原子力の技術として極めて重要なものになり、問題はその脱原発といっても、やはりそれに関連した産業があり、そしてまた廃炉というこれまでの、オンカロは私も参りましたけれども、今野どうするのかという世界的な課題の中において、日本が果たす役割も実は極めて大きいと思いますし、原子力発電の技術者っていうのも、日本はなくしてはいけないと思っておりますので、ですから、そういったことも総合的に考えながら、だけど方向性は見いだしていくというそういう流れをぜひつくっていきたいと考えております。はい。