「この18年間は僕の財産」鳥取が36歳MF長谷川アーリアジャスールの今季引退を発表
ガイナーレ鳥取は7日、MF長谷川アーリアジャスールの今季現役引退を発表した。 現在36歳の長谷川は、埼玉県出身で2007年に横浜F・マリノスでプロデビュー。その後、FC東京、セレッソ大阪、レアル・サラゴサ、湘南ベルマーレ、大宮アルディージャ、名古屋グランパス、FC町田ゼルビアを渡り歩き、2023年から鳥取に活躍の場を映していた。 2024シーズン途中時点のキャリア通算では、J1リーグ251試合17得点、J2リーグ97試合14得点、J3リーグ34試合3得点、リーグカップ45試合7得点、天皇杯28試合出場、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)14試合3得点、ラ・リーガ2部8試合出場を記録。また、日本代表としても2012年キリンチャレンジカップへの招集歴がある。 長谷川は、クラブ公式サイトを通じて「サッカーを通して多くの人に出会い、たくさんの仲間、さまざまな地域の皆様に支えられたからこそ、ここまで長く現役生活を送れたと思っています。本当にありがとうございました。この18年間は僕の財産です」と感謝を伝え、以下のように続けた。 「チームが決まらず半年間待ち続けた時も、SHIBUYA CITY FCをはじめ、家族、どんな時も変わらず応援していただけるファン、サポーターの皆様のおかげでサッカーを諦めずに続けることができました。そして、そんな僕を拾ってくれたガイナーレ鳥取には感謝してもしきれません。もう一度プレーできるチャンスをいただけて、心の底から嬉しかったのを覚えています」 そして、現役最後の数試合に向けて意気込みを伝えた。 「残りリーグ3試合。ホームで2試合戦えます。ぜひスタジアムに足を運んでいただきチームを、応援してください。必ずプレーオフに行きましょう!! 最後になりますが、僕のプレーも見に来ていただけたら嬉しいです。それでは、またスタジアムで会いましょう」 鳥取はJ3リーグ残り3試合時点で勝ち点47の13位に位置。中位は団子状態となっており、プレーオフ出場ラインの6位・FC大阪との勝ち点差は「4」だ。長谷川は、チームをJ2リーグ昇格に導くことができるのだろか。