公共交通空白地域の “町民の足” として活躍に期待「あいのりタクシー」川棚町で運行開始《長崎》
NIB長崎国際テレビ
公共交通機関のない地域での住民の移動手段の確保に向け、新たな取り組みがスタートしました。 11日に川棚町でスタートした「あいのりタクシー」。
(利用者) 「便利だと思う。娘がいる時は娘に乗せてもらって来るが、娘がいない時は利用していかないと」 (利用者) 「病院に行くときなんかは特に (利用したい)。ゆっくり乗れると思う。(あいのりだと)安くなるから」
川棚町は、駅やバス停などがない「公共交通空白地域」が多く、自宅と中心部の間をタクシーを乗りあって利用できます。 川棚町と交通事業者が連携した取り組みで、行き先はスーパーや病院など 16の施設。 料金は300円から最大1000円までで、通常の半額程度で利用できます。
あいのりタクシーは平日の月曜日から金曜日までの運行で、乗車には事前予約が必要だということです。
波戸 川棚町長は「利用者の意見を聞きながらより良いものにして、町民の足となることを願う」と話しています。